ベトナム人労働者の特徴、性格と接し方

ライフハック

近年外国人労働者が増え続けています。その中でもベトナム人は中国人に続き第2位の労働者数です。全国で30万人越えのベトナム人の方々が活躍の場を広げています。
中小企業でも採用する企業が増えてきており、みなさまも接する機会が増えてきているのではないでしょうか?
今回は自己体験をもとにベトナム人との接し方等を共有していきたいと思います。

Advertisements

ベトナム人とは

ベトナムとは

中国、ラオス、カンボジアに接するインドシナ半島にある東南アジアの国です。

正式名称 ベトナム社会主義共和国

首都 ハノイ
その他の有名都市 ダナン、ホーチミン
位置的にはハノイが北、ダナンが中部、ホーチミンが南になります。

人口 約1億人弱 (日本 約1億2600万人)

30歳未満の割合 約50% (日本 約25%)

面積 約329,000㎢ (日本 約378,000㎢)

GDP 2200億USD (日本 4兆8000億USD)

人口、面積的には日本より若干小さい規模の国家ですが、
経済規模としてはかなり開きがあります。
しかしながら若い人の割合がとにかく多く30歳未満の割合は日本の倍近くあります。
50万人程度が海外で労働しており、
今後この若い人たちの力によって経済成長していくさまが想像できます。

国民性

4Kとして知られる国民性があります。
1.器用
手先の器用さは有名な話ですが、
基本的に自分たちでなんでもやろうとします。
例えば自転車の修理だったり、ちょっとしたものなら自分たちで作ろうとします。

2.向上心旺盛
 勉強熱心な人が多いとされています。
 自分の担当しているベトナム人たちも週末にはボランティアの日本語学校に通う、
仕事の内容を共有し教え合い勉強会をするなど、
 自発的に勉強する人が多いです。


3.近視眼的
 目先の利益を優先します。
 仕事をたくさん覚えてこなして評価をあげて、
 将来の給与up、出世を目指すのが日本人だとするならば、
 ベトナム人は仕事は与えられた分だけこなして、
 資格をとって資格手当で5000円UPを目指す人が多いです。
約束されない大きな利益より、約束された小さな利益を優先する人が多いです。

4.かかあ天下
 女性のがとにかく強いそうです。なにもかも(笑
 近年の日本も似たような状態になってきているかと思うので、
 あまり変わらないと思います。

性格

1.プライドが高い
失敗や間違いを認めません。すぐに他のせいにしてしまいます。
日本人はすぐ謝ることで有名なため、真逆だと思っていただければわかりやすいです。

2.てきとう
 基本的に手を抜こう、ゆっくりやろうといった考えがあると思います。
 日本人は時間を見積もるときホントにできるの!?という時間を答えるのに対して、
 ベトナム人はそんなにかかるわけないだろ!?という時間を平然と答えます。

3.おしゃべり好き
 とにかくコミュニケーション大好きです。距離感が異様に近く感じると思います。
 日本は仕事中の雑談を嫌う会社が多いため、
  ベトナム人は日本人のことをロボットたちと思っているそうです(笑

 

ベトナム人との接し方

仕事をするうえで自分が気を付けていることが3つあります。

1.どストレートに怒らない、間違いを指摘しない。

 もちろんダメなことはダメですし、間違いは直してもらわないと困るため指摘はしますが、
 ”こうした方がもっと良くなると思わない?”みたいな相談風に指摘します。
 プライドがやたらと高いため、ストレートに指摘すると衝突するし、へそ曲げるし、
 いいことなしです。ただ人としてダメだろってとこだけはしっかりと叱りましょう。

2.テキトウにはテキトウで返す。

 ”もっと真面目にやってくれよ”とか思うことは多々出てくると思いますが、
 そんなときこそ真面目に接しずにテキトウに接してあしらいます。
 するとあら不思議、向こうから真面目に接しだします。
個人的な見解ですが寂しがりやが多い印象です。
 相手にされないことを嫌うようですがやり過ぎは禁物です。

3.近い目標を設定する。仕事を小出しにする。

 まとめてたくさんお願いしたり、1週間、2週間先のことを予定するとうまく行き辛いです。
 それよりも明日明後日の予定を細目に渡して、完成→褒めるを繰り返す方が、
 早く成長し、作業もうまくいきやすく感じます。
 日本人と違い、任される喜びみたいなものは薄いようです。

まとめ

参考になりましたでしょうか?人それぞれ個性は違いますが、大まかには似ていると思います。
中には日本人と同じように接することのできる人もいるとは思います。しかしながら、やはり生まれも育ちも違うわけですからなかなか分かりあうのは難しいです。日本人の多くは馬鹿真面目に接してしまいますが、そのように育ってきていない人と接するわけですから、ある程度は向こうにも合わせていくことが必要だと思います。日本人と同じではないということを念頭に接することで円滑に仕事を進めれるのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました